2016年4月14日木曜日

第6章:生育歴を知る

カウンセラーは、生育歴のカラクリを

熟知しなければなりません。

クライエントの生育歴のどの部分に、欠損があるかを

カウンセリングを通じて、見抜かなければなりません。


人間の成長・発達に必要なものは

愛情(スキンシップ)と刺激です。

それにより、成長します。

0歳から3歳の育てられた環境により、

その人の性格、

人生が決まります。「刻印付け」と言われます。

そしてこの刻印は世代を超えて強化して

受け継がれます。

DVの親に育てられた子はDVに

ACの親に育てられた子はACに

神経症は神経症に

離婚家系は離婚が・・・等々

親を観て育っているからです。

刻印を外さない限り、

因果が強化して巡ります。




子供が求めている愛情を注ぐのはOKです。

子供が望んでいない愛情をいくら注いでもダメです。

欠損と過剰。

甘えずに、甘やかされた。

現代人のテーマです。


でも、恐れる必要はありません。

気付けば、刻印は外せます。

気付けなければ、刻印を強化して

子供に申し送ります。

「刻印」を知る事により、修正が出来ます。


カウンセラーは、「刻印」の謎解きが出来なければなりません。



基礎課程講座⑥:エリクソンの発達心理学

人間の性格の基本は幼児期から始まっている。

子供の成長に伴う心理発達とその接し方、


人格形成に与える環境の影響を学ぶ。

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